みなさん、ぬいぐるみは好きですか?
イギリスからの吉報で、『イギリス人の3人に1人はテディベアを抱いて寝ている』という調査結果が発表されていました。
目次
イギリス人の3割がテディベアと寝る
イギリスでは、成人の34%が今でもお気に入りのテディベアと一緒に寝ていることが調査で明らかになった。
全国調査によると、イギリス人成人の3分の1が、子供の頃から持っているテディベアと寝ているそうで、15%はテディベアなしでは、眠りにつけないと認めていることがわかったという。
これは、全国調査となると、対象は男女ともでしょうか。
日本では、大人や男性がぬいぐるみと寝るのは、やや非難の対象となるような気がします…。
しかし、今回のニュースを知れば、もう安心!
「イギリス人と、かぶっちゃってんだけどさ~…」と枕詞を添えてカミングアウトすることで、「おしゃれ。」「いかしてる。」と受け入れられやすくなるかもしれません!?
ニュースはさらにこう続きます。
同社の広報担当は次のように話している。
「今回の調査で、イギリスでは、テディベアの影響が長く続いていることが証明されました。人生を通して持ち主に安心感を与え続けるのです。…テディベアの損失やダメージは、著しく感情を混乱させるものです。
…またテディベアは、旅行にも家族の一員として連れて行ってもらっているようです」
なんと、テディベアはイギリスでは家族のような存在みたいです。ペットロスならぬ、テディベアロスもあるようです。
旅行にまで連れていくとは、イギリス人のテディベア愛は相当に深いように感じます。
テディベアを旅行に連れて行けば、可愛い写真が撮れそうですよね。
イギリスのテディベア教育
イギリスの幼稚園ではぬいぐるみを小脇に抱えて登園してくる子は珍しくなく、
「テディベアズ ピクニック」
といって、園児たちが教室あるいは屋外で輪になって座り、おのおの家から持ってきたぬいぐるみを抱っこしながら先生に絵本を読んでもらったり、ビスケットや切り分けてもらったフルーツを食べる、という時間があります。
なんて、おしゃれなこと!!
これは、大人になってやってみても面白そうですね!
ビスケットや切り分けたフルーツを食べる、という時点でなんかしゃれてます。
Year2(6~7歳)の学年になると、各クラスで1匹、クマのぬいぐるみを「飼い」、週末は生徒が持ち回りで家に連れて帰って「お世話」をする、そして、その様子を専用の日記帳に書き記したり写真を貼ったりして記録する、という役割がありました。
幼い頃から、自分よりさらに小さいものを思いやり、お世話をする心を育てる、興味深い取り組みのひとつだと私は感じました。
なんとなんと、やっぱりペット的な役割を果たしているのですね。
日本の小学校で、生き物係があって、教室でメダカや金魚・ヤモリなどを飼ったりするのと同じでしょうか。
ちなみに、みなみは小学生の時に飼育係で、夏休みにも友人と飼育小屋に行っては、うさぎやチャボを愛でていました。
テディベアの老舗と言えば、イギリス
イギリスには有名な老舗のテディベア専門店がいくつもあります。
シュタイフ社
イギリスのみならず、世界で一番有名なぬいぐるみの会社でしょう。
シュタイフ社の始まりは、1880年。
動物の持つ「自然な可愛らしさ」を大切にし、高品質な素材にこだわって作られます。
だからこそ、シュタイフ社製品は、「一生の友達」になります。親から子、子からまたその子へと代々受け継ぐことができます。
手足首が動く。素材:モヘア
メリーソート社
創業は、1930年。
「メリーソート」とは、「幸運をもたらす鳥の胸骨」という意味だそうです。
「高級品」と言われるイギリス製のテディベアを作成するのは、現在このメリーソートのみです。
生地のカッティングから縫い合わせ、綿詰め作業、鼻や口の形成から最後の仕上げまで、機械化に頼ることなく従業員一人一人が愛情をもって接しながら、一体のテディベアを作り上げていきます。
「チーキー」という、頭と耳が大きな可愛いテディベアが有名です。
限定100体 シリアルナンバー入り 素材:モヘア
おすすめテディベア
シュタイフ社やメリーソートのテディベアはもちろん可愛いですが、だいたい3万円くらいします。
シュタイフ社のぬいぐるみは、数千円のものもありますが、正直手触りや見た目も少し劣ります。
作りはしっかりしながらも、もう少し安価なぬいぐるみもあります。
レプティットマリー
les petites maries レ・プティット・マリーVINTAGE
ベロが出てる、って可愛いですよね…。
造りは確かで、担当した職人さんがシリアルナンバーを入れてくれた証明書がつきます。
たまに、ベビー用品店で見かけることもあります。表情が何とも言えないところと、抱き心地が良さそうなところがポイントです。
Les petites maries レ プティット マリー
少し小さめの、万歳クマさんもいます。
フラットアウトベア
以前、記事にも書いたフラットアウトベア。
平らなくまさんです。
フラットアウトベア FLATOUT bear テディベア オーストラリア製
中綿も入っておらず、オーストラリア産のシープスキン100%でできてるというところが魅力です。これなら旅行にも持っていきやすいかも。
みなみの家のテディベアは…
みなみ家在住テディベアは、2体です。
名前『レモン』
小学生の時に、自分のお小遣いで買ったぬいぐるみです。
とても大事にしていたので、実家を出て大学に行く際に一緒に梱包しました。
持って行ったぬいぐるみは、この1体だけです。
ずっと、棚の上に置いていて埃をかぶってましたが、1年前に洗濯機にぶち込んで洗ってからは、枕元にいます(昇格)。
横向きで寝るので、体とベッドの間に入れて抱き枕にすることもあります。
そうすると、体が安定するので寝やすいんです。
名前は特にない『ホワイトベア』
2年前に買った、アルパカ社?のアルパカの毛のベア。
とにかく、ふわふわ。触り心地が抜群です。
たまに掃除機で吸って、埃を取っています。
おわりに
テディベアはいくつになっても可愛いし心を癒してくれる存在です。
テディベアじゃなくても、実は何かしらお気に入りのぬいぐるみがあるという人もいるかもしれませんね。
テディベアを可愛がることは、精神衛生上良いようです。
イギリスを見習って、今後も愛でることにしましょう!