こんにちは。
さくらももこさんの「ちびまる子ちゃん」、皆さん好きですか?
みなみは、ちびまる子ちゃんが大好きで、何度も読み返す漫画の1つです。
今回は、ちびまる子ちゃんの単行本の後ろについている、『まるこのほのぼの劇場』についてです。
目次
『ももこのほのぼの劇場』とは
「ちびまる子ちゃん」1~9巻の本編の後についている、さくらももこさんのエッセイ漫画。
さくらももこさんが、小さいころや若いころの心に残った出来事を漫画にしています。
初々しくて、面白くて、透明感のある話ばかりです。
そして、ちょっと切なかったりもします。
『ももこのほのぼの劇場』の全て
<1巻>
教えてやってるんだ ありがたく思え!
うちはびんぼう
あこがれの鼻血
特典付き飼育当番
たかがディスコに行くだけで
うちはびんぼうパートⅡ
<2巻>
雪を食べたい…
おかっぱ・かっぱ
5月のオリエンタル小僧
みんな恥知らず
ひとりで勝手に運動会
<3巻>
盲腸の朝
ひとりになった日
みつあみのころ
<4巻>
夏の色も見えない
夢の音色
口笛がきこえる
<5巻>
いつものかえりみち
いつか遠いところで
A Jolly Day
<6巻>
フランス人形とちび姫
手をつなごう
放課後の学級会
<7巻>
無し
<8巻>
陽だまりの粒
<9巻>
小鳥屋の のりちゃん
名場面ピックアップ
『うちはびんぼう』
さくらももこさんちの貧乏な庶民派生活を漫画にしたものです。
1巻 P121
おばあちゃんが、何でも「薬になる」と言う場面。
そういえば、うちの祖母も「もう長くない。」などと繰り返し言いながら、すごい長生きした、と母が言っていたのを思い出しました。
おばあちゃんあるあるですかね?
『おかっぱ・かっぱ』
中学生に上がる準備のため、母がももこさんの髪の毛を切る話。
「切りすぎないでよ」と言ったにもかかわらず、案の定切りすぎる母。
ももこさんは大泣き。
夕ご飯は家族に髪形を見られたくないので、服を頭に被って登場します。
2巻 p116・117
家族の反応が笑えます。
母親に髪の毛を切ってもらうと、痛い目みるのはうちだけじゃないらしい…。
私も幼いころ前髪を切られ過ぎていました。左右をそろえようとするから、短い方に合わせようとして、どんどん切られていくんですよね…。
文句を言っても、切った後の母は、「これくらいでちょうどいいのよ。」と強気でした。
『ひとりになった日』
就職のため、上京して、初めて一人暮らしを始める時の話です。
引っ越しの手伝いに来てくれた母を駅で見送るシーンが、なんだか切ない。
P152
3巻 P155
うーん、大学生で、一人暮らしを始めてさみしかった頃を思い出します。
ひとり暮らしを始めた日、家に帰って誰もいないことに愕然としていました。
『みつあみのころ』
高校生の時に、他校の男子生徒に一目ぼれした話。
3巻 P165
女子の乙女心って、底知れない…。ほんとに。
特に中学・高校の女子のパワーたるや、時間やめんどくささなどものともしない、弾け飛びそうな強さがあります。
『夏の色も見えない』
受験生の夏休みが良く表されています。
4巻 P118.126
なんで勉強しないといけないんだろう…なんて考えて、不条理に感じながらも勉強するしかなくて。
今では納得できるけど、その時は分かりませんでした。
友達と一緒に部屋でテスト勉強したりしていた、懐かしい雰囲気を思い出します(もちろん全く勉強は進まない)。
友達の、メロンソーダ越しのカット好き♪
『フランス人形とちび姫』
ももこさんのお姉ちゃんは、美人でフランス人形みたいと周りから褒められる。
対して、ももこさんは、こけしに似ていると言われる。
でも、そんなきれいで羨ましく思っていたお姉ちゃんが、長い髪を切ってしまった。
その理由が失恋だ、と気が付いた話です。
6巻 P138
「…てことは、私もお姫様…?!」と思って嬉しくなった 覚えがあります。
なんだか、自分に少し自信が持てそうな、そんな内容。
『陽だまりの粒』
中学の時に、他のクラスの男子が、「ももこさんのことを好きだ」という噂が流れた話。
8巻 P173
ふたりは、ほぼ会話をしないのに、なんだかくすぐったいような空気感です。
そして、さすがさくらももこさん。笑えるところ、きっちりあります。
おわりに
『ももこのほのぼの劇場』は、いかがでしたか?
単行本を持っていた方は懐かしかったでしょうか?読んだことがない方はぜひ読んでみてくださいね。
『ももこのほのぼの劇場』だけを集めた本もあるようです。
でも、漫画を持っていない方は、面白いので、ちびまるこちゃんを集めても損はないと思います。
みなみは、10巻くらいまでが好きです。
今のアニメのちびまる子ちゃんは、けっこうシュールさが強いですが、漫画の方が爽やかで可愛いですね~(*^_^*)♡