みなみ風の吹く裏庭で。

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懐かしのプラ板で小物作り~作り方や着色方法・作品紹介など。

みなさんは、【プラバン】したことありますか?

 

プラスチック板に、絵を描いて切り抜き、オーブンで焼いて作るあの【プラバン】です。

 小学校のお祭りの時などに、出店が出ていたこともあります。

 

今回は、プラバンの作り方や、着色方法の色々について綴ります。

あまり上手ではないので、参考にはならないかもしれませんが、ちょこーっと作品紹介も行いたいと思います☆彡

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目次

 

 

プラバンとは

プラバン
プラバン

プラスチック板のことです。

絵を描いて、オーブンで焼いて縮めて、アクセサリーやキーホルダーなど、様々な物を作ることができます!

プラバンはクリアなため、好きなキャラクターを写したりもできます。 昔は、ドラゴンボールの悟空などアニメのキャラをプラバンにして、鞄に下げている児童もおりました。

 

プラバンは100円均一のダイソーやセリアでも売っているため、安価で手軽に楽しめる手芸として人気です。

 

 

プラバンの作り方

<何を作る?>

工夫次第で色々なものが作れます♪

 

焼く前に、パンチなどで穴をあけておいて、アクセサリーやキーホルダーを作る。

焼いた後に、磁石をくっつけて、可愛いマグネットを作る。

押しピンをくっつけて、オリジナルの押しピンを作る。

フェルトをくっつけて、安全ピンを付け、ブローチやネームプレートにする。

 

考えれば、他にもいろいろできそうですね( *´艸`)

 

 

用意するもの

・プラバン

・アルミホイル

・クッキングシート

・はさみ・カッター

・分厚い本(焼いた後、平らにする用)

・着色するもの

(絵具・色鉛筆・油性マジック・ポスカなど)

 

必要なら…

・やすり(色鉛筆等で色付けする場合)

・穴あけパンチ

・接着剤

・フェルト

・ニス

・キーフォルダー部品 等

必要な道具
 

作り方

プラ板の入れてある袋に作り方が書いてあります!

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①プラバンに絵を描く

 油性マーカーなどを使用します。

もちろん、絵は描かなくて、あとから色塗りだけするなどしてもOK。

焼いた後は、約4分の1になることを考慮して大きさを決めましょう!

 

②着色 

あとから着色しても良いですが、油性ペン・色鉛筆・ポスカ・クレヨン等の場合は、先に着色しておいた方がきれいに色づきます。

プラ板が縮むと、色が濃くなるので、それを考慮しましょう!

 

着色については、あとから少し詳しく見ていきましょう(*^^*)

 

③プラバンを切る 

 ハサミやカッターを使用します。この時は、注意が必要です。

プラバンは、割れてしまうことがあるので、まずは大まかに周りを切って、それから細かいところを切りましょう。

一気に切らずに、左右からはさみを入れるなど、割れない様に工夫しましょう!

 

④オーブンで焼く

オーブンレンジでも作ることは可能です。

アルミホイルをくしゃくしゃにしてから広げ、その上にプラバンを乗せます。

アルミホイルをくしゃくしゃにするのは、プラバンがくっつかないようにするためです。

〇600ワットで80秒

〇800ワットで55秒

 縮み始めは、タコが焼かれているかのように、くにゃくにゃしてきます。それが次第に収まり、平らくなっていきます。

動きが止まれば、縮み終わりです。

 

⑤平らにする

くにゃくにゃな状態のプラバンをすぐさま!用意しておいたクッキングシートの上に落とし、分厚い本などの重しで平らにしましょう。

 

クッキングシートがないと、本の紙にくっついたりして、本を傷めることがあります。

また、 少し冷えてから重みをかけると、割れてしまったり、きれいにまっすぐにならないことがあるので気を付けましょう。

 

⑥着色

アクリル絵の具マニキュアは、あとからでもきれいに着色が可能です。 

 

⑦アレンジ

キーホルダーの部品を付けたり、ピアスの部品にして楽しんだりと、工夫して色々なものができます。

裏にフェルトを付けると、磁石や押しピンなど、他の物との接着がよりしやすくなりますよ!

 

 

着色方法の色々

アクリル絵の具

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焼いた後に着色します。のぺっとした、可愛い感じになります。

みなみは下手なのでムラになっていますが、上手な方ならもっと、仕上がりもきれいだと思います!

 

薄ーく塗ると、焼く前に着色してもきれいに仕上がるみたいですよ!

プラ板 アクリル絵の具
プラ板 アクリル絵の具 押しピン


 

ポスカ

プラバン ポスカ

画像:https://www.uniball.com/posca30.jp/interview/10.htmlより

 ポスカも、最初に色を塗って、それから焼く方がきれいです。

写真は、プラバン作家の福家さんの作品。さすが、とてもお上手です。

 

 

色鉛筆

焼く前に、プラバンの表面に、やすりで傷をつけます。

そのあと色鉛筆を塗れば、色が付きます。

やすりは、細かい方がきれいに着色ができます!これも、100均に売ってますよ♪

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こちらは、水に溶ける水彩色鉛筆で着色したものです。

プラ板 水彩色鉛筆で着色
プラバン 水彩色鉛筆で着色

クマはアンティークっぽい感じにしたかったのですが…。

毛の流れなど、細かいところは色鉛筆だと描きやすかったです。

クマの下のリボン部分は、筆で水に溶かしたので、滑らかな感じになっています。

…と言うか、このリボン、じっと見てると目がおかしくなってきませんか??

 

右の押しピンリボンは、色鉛筆の線がそのまま残っています。

 

 

マニキュア

透明なマニキュアを塗ったので、裏に付けた磁石が透けています。

フェルトなど、布を挟めば裏が透けることもなかったのですが、明らかに失敗しました

 

ラメのマニキュアは、表から見てきれいだなとは思いました。

この場合は、塗る順番に注意です!

まず、一番上に見せたいものから塗りましょう~!

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ピンぼけ失礼しました。

 

その他

クレヨンやパステルも焼く前に色を塗りましょう。混色したり、指で延ばしたりするとムラが少なくきれいな仕上がりになります。 

 

 

作品の紹介

 上記の着色の方法でも、いくつか出しましたが、あと少しだけ。

 

<マグネット>

プラバン マグネット
プラバン マグネット裏

 色は、水彩色鉛筆でつけました。

フェルトを貼って、100均の磁石を付けています。100均の磁石は、たくさん入って、100円だし、ものすごい磁力でお得です!

 

<押しピン>

プラ板 押しピン

左は、アクリル絵の具で、右の花とテントウムシは水彩色鉛筆で着色しました。

アクリルは、ちゃんと乾いてから次を塗ればよかったのですが、ついめんどうで乾かないまま塗ってムラになっています。

 

左はフェルトを貼らずに、直接押しピンを付けました。

右はフェルトを貼ってから、押しピンを付けました。

フェルトも押しピンも100均に売っています♪

 

 

おわりに

 紹介したプラバンは、数年前に作ったものです。

今やったら、もっと上手にできるような気がします。(気がするだけかもしれません。)

 

特に、ちょっとムラのつよいアクリル絵の具のものは、作り直したいですねぇ……。

気が向いたら、リベンジしようと思います(*^_^*)

 

工夫次第で色々できそうなプラバン、材料費も安いし、楽しいですよ~♪