Googleアナリティクスで自己アクセスを除外しようと思って、フィルタ機能を使用し、IPアドレスを入れて設定しました!
ところが、リアルタイムで見ると全然除外できてない…。
IPアドレスに種類があることを知り、IPv6アドレスを確認して設定したのにやっぱり反映されない…。
そんな方、是非読んでみてください。
やっとIPアドレスでの除外が出来ました(*'ω'*)v
目次
IPアドレスの種類と普及率
自己アクセスを除外しようと、IPアドレスを調べた方は、どんなアドレスでしたか?
まず、アナリティクスに関係してくるIPアドレスは2種類あります。
IPv4アドレス
「111.11.11.111」のような「.」で区切られた数字の列。
IPアドレスを調べるサイトを使用すると、大抵このIPv4アドレスのみが出てきます。
しかし、今はネットの普及により、この数字のみのアドレスが枯渇し問題になったそうです。
IPv6アドレス
そこで開発されたのがIPv6アドレスです。
例 2019:DB8:0:0:8:800:200C:417A
こんな感じの、「:」で8つに区切られた文字と数字の列です。
組み合わせがたくさんあるIPv6アドレスの登場により、IPアドレスの枯渇問題は解消されたそうです。
日本でのIPv6アドレスの普及率
2012年6月で1.62%⇒2018年5月では、23.8%
JPNIC Blog :: 6th Anniversary of World IPv6 Launch ~ 日本のIPv6普及状況 ~より
今は2019年なので、さらに増えているでしょう。
約4分の1がIPv6アドレスになってきたわけですね(@_@)
自分のIPアドレスの確認方法
私も最初は、IPv4のアドレスを設定していました。だって調べたら出てくるから…。
いつも同じ数字だし、「私のIPアドレスはこれですわ~」とタカをくくっていましたが、調べたらちゃんとIPv6アドレスもあったのです!
確認できるサイトはこちら。
何度グーグルアナリティクスの確認しても、自己アクセスの除外ができない方、見てみてくださいね。
アナリティクスで自己アクセス除外の設定方法
さて、ひじょーに問題の、手間のかかった、「自分のアクセスを除外する方法」です。
普通のIPアドレス(IPv4アドレス)が反映されなかった方用です。
(この手順でIPv4アドレスの除外設定もできます。)
①アナリティクスの左下の『管理』を選択
②ビューの『フィルタ』を選択
③『フィルタを追加』を選択
④『フィルタ名』を自分で分かりやすくつける
(自己アクセス除外、など)
⑤「フィルタの種類」において、
『定義済み』
『除外』
『IPアドレスからのトラフィック』
『前方が一致』
をそれぞれ選択する。
※IPv4アドレスの場合は、『等しい』にしますが、IPv6アドレスは再起動ごとに後方が変化するらしいので、必ず「前方が一致」にします。
⑥「IPアドレス」の所に、上記サイトなどで調べたIPv6アドレスの前方4つのみを入力する
⑦保存を押す
ここで終わりじゃないですよ~次の⑧⑨をしっかりとお願いします!
⑧この画面に戻ってきたら、『フィルタの順序を割り当て』を押す
⑨2つ以上フィルタがある場合、先ほど設定したフィルタを選択して、他にある除外フィルタよりも上に持ってくる
⑩保存を押す
おしまい!
さあ、アナリティクスで自分のサイトにアクセスして、リアルタイムを確認してみてください(*^^)v
(できてなかったらすみません…(;O;))
おわりに
ネットでいくら調べてもできないのは、情報がどれも古かったからですね~。
そして、せっかくIPv6アドレスを設定する方法を見つけても、やり方が少し違ったり、最後の最後の順序割り当ては書いてなかったり……。
ずっとだらだら「除外できないなぁ」と思っていて、「IPv6アドレスでやっとできた!」と思って数日後に再確認するとまたカウントされていて…。
そんな自己アクセス地獄から、試行錯誤でやっと解放されました(´Д⊂
同じような方の参考になれば幸いです(*^_^*)
参考URL:
インターネット10分講座:IPv6アドレス~技術解説~ - JPNIC