久しぶりに実家に帰って庭に出でると、小さな可愛い虫達(と、かわいくない虫達)に遭遇しました。
今回は、生命力あふれる夏の庭の虫をご紹介します!
※虫が苦手な方は、写真が出てくるので注意です。
目次
セミ
庭の目が可愛いセミ
庭をぶらついていると、最初に発見したのがこいつ。
ツルを巻き付けるための網みたいなのをよちよち上って、網の上の方を二・三往復。
見てください、このつぶら過ぎる瞳を……。
アニメのキャラみたいにうるうるです。きゃわいい…。
小さいころに読んでいた図鑑があったので、何の種類か探してみましたが、よくわかりません。
ミンミンゼミ・クマゼミ・アブラゼミ…そのあたりだと思います。
セミの一生
セミは、地中で3~17年間過ごします。
羽化してからは、1~2週間で死んでしまうとされていましたが、それは、飼育が難しいから、らしいです。
現在は、もう少し長生きするとされていますが、それでも、2週間から1か月ほどとのこと。
ただ、他の昆虫と比べれば、セミの一生は長いですね!犬くらい生きるセミもいるってことですもんね。
セミの鳴き声
アブラゼミ…じーじー
ミンミンゼミ…みーんみーん
クマゼミ…しゃーしゃー
ひぐらし…かなかな
つくつくぼうし…おーしんつくつく
イワサキクサゼミ…じ・・
ひぐらしが鳴くと、なんとなく物悲しいというのは、何によるもの何でしょうね~?時期?時間?
黄色の毛深い蛾(チャドクガ)
セミの幼虫を見つけたので、他にどんな生き物がいるのか探すことにしました。
次に発見したのはこちら。杏子の木の葉っぱにいました。
かなり黄色い蛾。
手と頭あたりの毛がぼーぼーです。
「蛾 黄色 毛」で調べた結果、「チャドクガ」という毒を持った蛾らしいです。
まさか毒があったなんて…。可愛くない虫、決定!
ゴミムシダマシ
地面を見ると、黒くうごめく、1㎝弱くらいの小さい虫が大量にいました。
多分ですが、ゴミムシダマシです。
ゴミムシってだけでも、なかなか失礼な名前なのに、さらにダマシ、が付くこの虫。
死んだふりをするらしいです。
朽ち木や落ち葉を食べているらしいです。つやが無いところが、なんとなく好感持てるポイント。
クロオオアリ
続いての地面の生物は、こちら。
巣を発見しました。
こんな踏んでくださいと言わんばかりの場所に作っていいの?
他人事ですが、少し心配になりました。
イトミミズを運んでいるアリたちの労働写真も撮ったんですが、見返すと割とグロかったので割愛します。
図鑑も調べましたよ~。こちらは、「はるのずかん」に載っていました。
意外と、知性的な顔をしていますね。
ダンゴムシ
地面の虫と言えば、王道がもう一種類いました。
地味ショットが続きます。ダンゴムシさんです。
触ると団子状になる、ダンゴムシ。
寿命は3~5年。葉っぱをなどを食べる「分解者」です。気になる足の数は14本です。
<ダンゴムシのオス・メスの見分け方>を知っていますか?
なんと、背中に模様がある方がメスらしいです!なので、上の写真はメスですね。
知らなかった~。今回ブログに書くにあたって調べて、初めて知りました。積年の謎が、今日解けました。
甲殻類なので、食べれるとか食べられないとか…とりあえず「食べたくない」に1票ですね。
アマガエル
後ろからのショットが、なんだか思わせぶりなアマガエル。
照りツヤもお見事。
ほっぺたが黒いです。というか、ほっぺたじゃなくて耳らしいです。
みなみは、まだ実家に住んでいた時に、窓を勢いよく閉めている途中に、横の窓枠の所にアマガエルがとまっているのを発見しましたが、勢いがすごかったので手が止められず、悲惨な事件を起こしたことがあります。
その夏、そこの窓を開ける勇気がなく、弔いに徹しました。
シロスジカミキリムシ
そろそろ、庭での虫探しも終盤かと思っていたところ、目の前に天使が舞い降りてきました。
カミキリムシです。横顔が、かっこいい風。
「はるのずかん」によると、『しろすじかみきり』のようです。
けっこう大きいので怖いです。かみきられそう。
ハグロトンボ
最後に、庭をふら~っと最終確認していると見つけました。
とってもきれいなトンボ。
近づいて何度も写真を撮りましたが、2Mくらい近づくと飛んでいく、というのを繰り返し数回。このブレブレ写真がベストショットとなりました。
漆黒の羽根と、深緑に鈍く光った体が、魅力的です。
庭に出ていた母。
「この黒いトンボ、良く来るの。きれいだから大事にしているのよ。」
私「大事にしている…どうやって?」
母「……気持ちの面で。」
ほう、気持ちの面で……。
こちらも「なつのずかん」で調べました。
「ハグロトンボ」で間違いないでしょう。
おわりに
初夏の庭、いかがでしたか。いろんな生き物がいて面白いですね。
春はもっとちょうちょが飛んでいましたが、今回帰ってみると1回しか見かけませんでした。
昆虫界でも、季節は進んでいるようですね。
そして、まさか学研のずかんがこんなに役にたつとは思いませんでした。
また、秋にでも、庭の生き物を探してみよう!