9月の中旬、実家に帰ったので、秋の庭の虫(生き物)を探してみました。
秋と呼ぶには少し早いかもしれませんが、初秋の虫たちは元気に暮らしていました!
※可愛らしくも、気持ち悪いお友達がたくさん出てくるので、虫が苦手な方は見ないほうがいいかもです。
(庭のハマナスとコスモスと青空)
クロウリハムシ
まずはこちら。
桔梗が食われています。頭と尻が黄色いです。
「頭と尻が黄色い虫」で検索したら、出てきました。
【クロウリハムシ】です。
どこにでもいる、普通種とのこと(珍しいかと思ったのにちぇ)。カラスウリ類の葉っぱを好んで食べるらしく、やっぱり虫にも好みはあるのか~としみじみ。(少し違う気もする。)
アゲハ蝶
夏の疲れの見える【アゲハ蝶】。
羽がぼろぼろになってきていて、なんだか危うい感じもしますが、実家にいた3日間、毎日仲良し2匹がふわふわ飛んでいて、きれいでした。
ちょうちょがあと2種類いましたが、写真がうまくとれなかったです。残念!
キマダラカメムシ
【成虫】
お次は、可愛さとは無縁のカメムシさん。
名前の通り、黄色のマダラ模様です。
杏子の木で見かけました。
最近急激に日本での分布を広めているのだとか。お宅の庭にもいませんか?
【幼虫】
きれいでもあるけどちょっとグロの、こちらさまは、なんと【キマダラカメムシの幼虫】!
写真を撮った時には、別の種類の昆虫だろうと思っていましたが、調べてみれば同じ種類でした。
背中に赤の斑点があります。
また、ボタンのような黒い部分があるのも特徴!
杏子の木には、成虫・幼虫合わせて13匹のキマダラカメムシがくっついていました。
みなみの報告後、母の手によって、殺虫剤が撒かれました。
ミツバチ
カメムシの出現によって、ざわついた心を少し癒しましょう。
コスモスにとまる、【ミツバチ】です。
可愛らしい姿。足にはたくさん花粉を付けていましたよ♪
ハエ
ミツバチと少し似てはいますが、こちらはれっきとした【ハエ】です。
載せる必要もないかと思いましたが、庭で見つけた虫は全て平等に載せることにしました。
おしりに毛が生えています。
似てても可愛く感じないのは、色と、エサの違いでしょうか?
シオカラトンボ
【オス】
【シオカラトンボ】は、日本では最もよく親しまれているトンボの一つだそうです。
トンボのメガネは水色メガネ~♪
というように、ホントにシオカラトンボの目は水色です。
「複眼」でしたよね。
なんと、トンボは 2万個もの目があるのだとか!
【メス】
こちらは、【シオカラトンボのメス】
目が茶色で可愛いです。胴体もおしゃれな模様付けちゃってます。
4月~11月くらいまでは、見られるみたいですよ。
イボバッタ
どこにいるかわかりますか?!
完全に保護色の【イボバッタ】です。
頭の後ろに2つのイボがあるのですが、この写真からは分かりません。
昔は、緑色のトノサマバッタやオンブバッタやしょうゆバッタ(正式名称は、ショウリュウバッタだそう)もたくさんいたんですけど、最近とんと見かけなくなりました。
アリ
絵がどんどん地味になってきました。【アリ】です。
夏の虫のイメージですし、年中いますが、一応、初秋の庭にいたのであげておきます。
毛虫
イラガの幼虫
黄緑色のこちらさまは、なんと憎まれ者の【イラガの幼虫】です。
家族が口を揃えて、「さされると、とても痛いので近づくな!」と警告してきました。
タケノホソクロバの幼虫
完全にぼやけていますが、毛がふさふさな小さい毛虫さん。
調べると、こちらも「毛は有毒で、触れるとかぶれる」とのこと!
幼虫は、イネ科のササなどの植物を食べるらしいです。年に2~3回発生するという生命力の強い蛾です。
セミの抜け殻
もう、生き物でもないですが、あまりに庭にたくさんあったので撮りました。
【セミの抜け殻】です。
パッと見ただけで、六個の抜け殻を見つけました(自慢気)。
中でも、美しい物を撮影!
おわりに
初秋の庭の虫たち、いかがでしたか?
本当は、秋の虫の声が聞こえるようになっていて、音のするところを探したのですが、どうしても見つけられず…。悔しい、けっこう粘ったのに!
でも、リーンリーンと鈴虫。
ギャギャギャと(たぶん)クツワムシ。
リリリリ~とコオロギ。
夏には聞かれなかった色んな種類の虫の声で、庭は賑やかになってました!
以上、秋に見つけた、庭の虫でした~♪
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